へザー・マリア・ナオミ

へザー・マリア・ナオミ

Tuesday 27 January 2015

冬の軽井沢

先日、マリアと二人で軽井沢へ行ってきました。
冬の軽井沢なんて、何年ぶりでしょう。
お昼頃についた頃は晴れていて、思っていたほど寒くなく、
気持ちがよかったのですが、帰る頃はやっぱり寒かったです。


地面には雪が。
この冬、初めて見た雪で気分はかなりわくわくしていました。

行き先は昔、夏休みを過ごしていた旧軽の別荘。
今は素敵なカフェ、「涼の音」になっています。

冬はお休みですが、この日は取材の為にオーナーさんがわざわざ
オープンしてくださいました。


11月から1月まで、ずっと閉めたままのこの古い家。
芯から冷えているのでは、と覚悟しながら家の中を踏み入れたら
中はまきストーブ一つでポカポカにあったまっているではありませんか。

昔、寒い日に父がまきを燃やして部屋を温めていたことを思いました。
確かに、暖炉をつけると一気に部屋が温まったような...

そして10年ほど前に、クリスマスを過ごしたナオミのイタリアの家も、
たった一つの暖炉で一階全体が温まっていたことも思い出します。


軽井沢の昔の別荘は、今は文化建造物として大切に保存されています。

そしてカフェのオーナーさんが、ふすまを修理しようと思って
剥がした時に見つけた思いがけないサプライズが
中に貼ってあった、明治30年の新聞。


この別荘の古さをしみじみと感じさせてくれました。

私たちが使っていた頃は、床は斜めで
歩くと家中がガタガタ揺れていたこの家は、
今は床はまっすぐ(あたりまえですよね)、そして
ガタガタの一つも聞こえないぐらい上手に修復されていました。

懐かしい昔の家。
でも今、たくさんの人たちがその家の素晴らしさ、
古き良き時代の軽井沢を味わえる場所になって本当に嬉しいです。


春にまたカフェがオープンしたら今度はお客さんとして行って
噂の美味しいお食事を味わいたいです。
楽しみにしています。

たった3時間ほどの短い軽井沢の滞在でしたがタイムスリップしたような、
不思議な時間でした。
by Heather

Saturday 17 January 2015

今年もまた Memory Picnic


すっかり大きくなったYくん。
 
母の親友Sacoの娘たちと、その子供、恋人、姉のヘザーと私のファミリーで、
「風の家」の舞台にもなった三浦半島にある小さな浜キツネ浜にて、
一年に一度のgathering.
その日は、まさしく「風の家」の名に相応しい、冷たい風が吹き荒れ、
ピクニック日和という感じではありませんでしたが、風をよけた陽の当たるナイススポットをみつけることができ、昼過ぎまでのんびりと語り合うことができた。
互いの子の成長に笑い合い、
将来の夢や思いを語り合い、
懐かしい話しをしたりと、年に数回しか会わないのに、変わらぬ距離感でいられるのは、
きっとこの浜のおかげ。
 
 
みんなが小さい頃、一緒に駆けずり回ってたくさんの冒険と想像をしたキツネ浜。
 
 
子供たちはパパたちと、凧揚げ。
私たちもお正月はここでよくやりました。
 
Sacoの長女のAちゃん、小さいころはホント仕切りやでbossyで、
今はなんて謙虚で落ち着いていることか!(笑)
彼女の作るおにぎりを見て、思い出した、
母と、sacoが、その昔、まさにピクニックをしている時に、母がsacoのおにぎりを「美味しくない」
といじわるを言って、それを切っ掛けに二人は仲が一瞬悪くなったことがあった とか。
でも、Aちゃんのおにぎり、おいしかったよ~~❤
 
それにしても、なんでまたそんなこと言ってしまったのかね、ママは。
親しき仲にも礼儀あり、
母のモットーでもあったのだけれど、
そんなこともあったから教訓になったのだろうか、
「親しき仲にも礼儀あり」は常に心がけるようになりました(笑)
 
昼過ぎまでポカポカと暖かい日差しを浴びれ、
子供たちも、ひじきのスープと「チャイニーズコーヒー」(漂流した中国のペットボトルに泥水入れて)、たくさん遊び、五感が刺激されたよう。
 
午後になると、風向きが急に変わり、冷たい北風が吹き始めた。
海の色とその様子が急激に変化して、
暖かい思い出の場所は、一変して冷たく、危険で、少し寂しい姿に。

白波が立ち、今にでも雨か雪が降ってきそうな気配。
こんな状態の海を、小さいころの私たちは恐れず、よく磯で飛び回り遊んでいた。
岩の先っぽで、「風よもっともっと吹けー!」と海と空に向かって叫び、その風を体全身で受けて遊んだ。
それなのに、自分の子が磯へいくと、危ないと注意して ついていく自分が、不思議だった。
 
親のいないところで磯で自由に遊ばせていた私たちの親は、娘たちを強くたくましく育ててくれているつもりだったのだろう。
私もできるものなら、息子に強くたくましく育ってほしいと、切に願う、
が、なんということか、大人になったたくましかった娘たちは、
自分の息子たちの手をしっかりと握り、けがをしてはと、磯へとくっついていくのです。
なんとも臆病な母親に育ってしまったことか!
皮肉なものです。
 
いろいろ思った、今年の Hathaway & Brackin picnic でした。
 
by Maria


 
 

Tuesday 6 January 2015

A Happy New Year!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。



のんびりしたお正月を過ごしました。
食べて寝て、初詣に行き、箱根駅伝を見ながらまた食べ、
といった典型的な日本のお正月でした。

我が家では年末年始の担当がはっきり決まっています。
クリスマスは私。ターキーやミンスパイなど、
子供の頃から母がやってくれたようなイギリス式クリスマスを
盛大に祝っています。

そしてお正月は主人が担当。
昔、ブラッキン家ではお雑煮以外はとくに日本式なお正月料理はなかったため、
15年前にヨーロッパから日本に戻ってきた当時、何も分からず
夫任せにしていたらいつの間にか毎年それが彼の楽しみになっていました。
とくに「合鴨のロース」は自慢料理らしい。

それぞれの得意分野を生かして、ということで
クリスマスからお正月にかけては食べてばかりの日々となってしまうのです。

クリスマスの25日はターキー。
その後の数日間はターキーの残り。
昔、母がやっていたように、ターキーのサンドウィッチであったり、
ラーメンにターキーを入れたり、サラダにしたり、
大きなターキーから残るお肉を全て食べ終えるのには5人家族でも
数日かかりました。

そして最後に残った骨で母はスープをとり、
お正月にはターキーのスープをベースにしたお雑煮を。

今思うとかなり変わったお雑煮ですよね。
でも大好きでした。



今は主人得意のすまし汁のお雑煮。
今年は4日までおやすみなのでちょっと甘えて4日間作ってもらいました。
(ナオミ、ごめんね。お餅、おいしかったよ!)



すっかりなまけてしまったお正月でした。

あとがちょっと怖いです...

by Heather


Thursday 1 January 2015

新年明けましておめでとうございます

Happy New Year!
2015年、スタートしました。
新しい年は、自分をリセットする一番のきっかけですね。
私も、2014年のいやーなことを全部忘れて、頭の中をクリーンにリセットして、
気持ちも体もクリーンにするきっかけにしています。
今年の一番やるべきこと、やりたいことを書き溜め、一つずつできる限り実行します。
 
 
2014年年末は大好きな友達、家族でのんびりと過ごすことができました。
クリスマスイブには毎年おなじみのターキーを焼き、地元の仲間たちとクリスマスパーティーをしました。
みんなが帰り、息子も翌朝のサンタからのクリスマスプレゼントの夢を見ながらすやすやと眠りについたころ、サンタに甘いミンスパイとワインを一口ツリーの下に備えて置く。
 
これも小さいころから父が毎年クリスマスに行っていたritual.
翌朝私たちが起きると、おいてあったブランデーとミンスパイがなくなっていて、大はしゃぎしました。
息子も、同じく、「サンタが食べたー!」と 大はしゃぎしていました^^
 
年末は、家族で白馬へ、
白馬は大雪でした。
五日間、家族とスキー。
この方にも出会うことができました♪
 
大晦日、我が家へ戻り、日の入りを見に海へ。
これも、毎年恒例。
 
今年も見事な日の入り。
一年間 ありがとうございました。
 
元旦は夫の実家へ、いとこたちなど、家族みんなで初詣へ行き、
みんなでお正月のごちそうを食べる。
 
私がもっともお正月で楽しみにしているのがこれ♪
いちぼのローストビーフー❤
 
今年もまた、年末年始の食べ好きで、2kgも体重が増えてしまいました。
その2kgとさらに余分なもともとついている3kgほどを落とすのが、今年の春までの一つの目標(笑)。
 
 
2014年は、みなさまのお陰で母の小説など復刊が続き、感謝と喜びでいっぱいです。
ありがとうございました。
みなさまにとって、2015年が、夢のある、やさしさに満ちた一年になりますよう心からお祈り致します。
 
maria brackin