へザー・マリア・ナオミ

へザー・マリア・ナオミ

Sunday 29 November 2015

イタリアからのお土産

ナオミ一家のあっという間の日本での2週間が終わってしまい、
我が家も静かになってしまい、寂しいながらも平和な日々に戻りました。
2人と犬が一匹の暮らしから、急に6人と一匹の生活になると
それはいろいろとひっくり返るような大変なことになりますよね。

でもとても楽しい時間をたくさん一緒に過ごせて
良い思い出もいっぱいできました。

いっぱいになったのは思い出だけではなく
冷蔵庫やパントリーの中。
スーツケースにたくさんの食料を運んでナオミ一家は日本へやってきました。

イタリアではちょうどオリーブの収穫が始まった頃だったので
いちばんのお土産はしぼりたてのオリーブオイル。
酸味で舌がひりひりするぐらいフレッシュ。
そしてなんとも言えないオリーブのフルーティーな味。
日本ではなかなかこれほど新鮮な搾りたてのオイルは味わえないので
本当に幸せです。


パルメザンチーズや、日本ではなかなか買う気にならないポルチーニ、
そして我が家で愛用しているイタリアのブイヨン。
こんな普通のスーパーで売っているような物が嬉しいんですよね。


大量のオリーブオイルだけでも重たいのに、
大きな瓶に入ったバジルペスとトリュフソースまで持ってきてくれました。

バジルペストは我が家ではパスタはもちろん、
ポークソテーのソースや、ジャガイモと和えたり、
フランスパンに塗ってオーブンで焼いてガーリックトースト風にしたり、
結構よく使うのでこれも嬉しいお土産。


長く保存するためのイタリア人の知恵を教えてもらいました。

ソースを使った後に、指一本分ほどのオリーブオイルを瓶に、
ソースをかぶせるように入れて
ソースが空気と直接接触しないようにすると良いと初めて知りました。
バジルペストもトリュフソースもそう。
どちらも元々オリーブオイルが入っているので味にも影響ありません。
なるほど。良いことを覚えました。


お肉と相性が抜群と言われているトリュフソースは
早速ハンバーグと一緒に。



お肉が焼きあがる直前に、ソースをハンバーグにのせ、

蓋をしてソースを温める程度に少しだけ蒸し焼きを。


大人のハンバーグですね。
とても美味しかったです。

お土産でいっぱいのスーツケースは空になり、
反対に今度は日本の食材がいっぱいに詰められ、イタリアに戻りました。
インスタントラーメン、お菓子、ふりかけ、梅干し、のり、などなど。
日本の「⚪︎⚪︎⚪︎ピーマヨネーズ」まで大量に買って帰った不思議な一家。
子供達の大好物だそうです。

しばらくはこれで私やマリアも
イタリアに日本の食材を送らなくても大丈夫でしょう。
いろいろな意味で3姉妹、大満足です。

by Heather





Thursday 19 November 2015

あっと言う間に終わってしまった2週間 IN JAPAN

11月にやっと3年ぶりの日本。
今回は与論島にママのお墓まえりと父にも会えました。

たくさんの言葉で私の気持ちが表現できまず、今回は写真で表現いたします。
ローマからロンドン、そして東京、沖縄と与論の旅です。
飛行機の中。あまりにもエキサイチングしてて、眠れないままのたび。。。

明治神宮でツーリスト。


沖縄のビーチで花火

本部からフェリーで与論島まで。後ろに移ってるのが与論島です

父が捨て犬レスキューしていて、
この時期二匹のワンちゃんたち、TINKERBELL & SANDYがいました。イタリアにもって帰りたいって子供達がいってました。

YORON PERFECT SUNSET

お部屋から見える SUNRISE

いつもきれいなママ。10年ぶりだね。。。

ゆったりしているANYA。 WIFI があればおとなしくしてくれます。

DADDY がバーベキューを作って夜はのんびり家の前で美味しい夕食とお酒

百合が浜のセルフィー、後ろにはANYA, GAIA & GIUSEPPEが泳いでいる。
11月でも26度以上あったので気持ちよかった。

与論島のセンター「茶葉」でバー3件飲み歩きました

沖縄の居酒屋で夕食中、ANYA はGAIAを怒らせています。

ヘザーの近所のビール^&グリルのバー「SPICARBO」。
今まで一番いいバーでした。


最後の夜はマリアとヘザーと兄弟家族で夕食をしました。とてもいい感じでみんな
元気でしたので安心して帰れました。
食べてのんでばかりの旅でした、でも、そここそいい話ができたり、楽しく過ごせた
あっと言う間の2週間が終わりになってしまい、帰って来てから
写真を眺めながらちょっと悲しんでいます。
ファミリーは大切だなーって分かった旅です。
そういった所を私の子供達に見せられたのが幸せです。大きくなったら日本も自分達のホームって感じてほしい物です。

今度いついけるのだろうか。。。早くまた日本に帰りたい。。。

By  NAOMI




Tuesday 20 October 2015

My Happiness

秋になってしまいました。
お久しぶりです。

今週は、夫から二か月早いクリスマスプレゼントを頂きました。
夏からずっと「一人旅をしたい。三日間でいいので、時間をちょうだい」と頼んでいたのですが、
なかなか三日間フルで息子を預け家を出ることができず、秋となってしまい、
先月、「クリスマスプレゼントいらないから、お願い、冬になる前に、一人の時間をプレゼントして~」
と頭を下げ、ようやく叶った一人旅。

ずっとずっと一人でのんびり行きたかった山へ、行ってきました。

横浜から車で3時間ほど、憧れの八ヶ岳へ!
二泊三日の登山の旅~♪

桜平の登山口に着くと、山は紅葉真っ盛り。



空気もひんやりと冷たく、三連休のあとからか、登山客もほとんどいない。

15kgほどのリュックを背負い、いざ山へ。

一人登山はニュージーランド以来二年ぶり。わくわくして笑顔が止まりませんでした。

一日目は天狗岳へ、
標高が高くなっていくにつれ、紅葉が薄くなっていく。

最初の目標天狗岳到着。

この日は雲が多くあまり遠くの景色は見えなかったけれど、満足。
夜は山小屋に泊まり、たくさんの山見知らぬ山好きと会話をして、ぐっすり眠った。

二日目、朝日とともに起きていざ出発。
この日は硫黄岳⇒横岳⇒赤岳と登り、行者小屋という山荘がゴール。

私のエネルギー補給。お団子の向こうに見えるのが赤岳。

 
 
はるか遠くの富士山がくっきりと見え、しばらく息をのむ。
快晴の中、素晴らしい登山を経験することができました。
 
山荘について、自分が歩いた山を見上げてみて、さらに感動。
登ったり下ったりの連続のタフな山道だったけれど、
一歩一歩が 目指す自分へむかう一歩だと思い、ゆっくりだけれど、確実に進んでいき、
山荘に戻ったときの達成感ったらない。
昨日の自分よりも、今日の自分を好きになる、そんな気持ちでした。
 
三日目は再び硫黄岳へ登り、桜平へ下山。
 
三日間の本当に素晴らしい一人旅。
 
自分を試す一人旅、
自分をもうちょっとだけ誇れるための 一人旅、
自分と向き合う 一人旅。
山と一対一になれた 一人旅。
命を感じた 一人旅。
また一つ心も体も強くなった 一人旅。
 
夫と息子からの一生の宝となる最高のクリスマスプレゼントとなりました~^^
 
この旅ですっかりリフレッシュ、リチャージできて、
しばらくは99%家族、1%自分 という私が理想とする 「専業主婦」のあるべき姿に戻れます。
 
99%家族、1%自分、というのは、あくまでも私の美学。
仕事人間だった母とは真逆だけれど、子供を産んだ限りは、そう生きていく、と息子を生んだ時に自分に誓った。
 
息子が私の人生を生き、私の時間に合わせるのではなく、
できる限り 子が自立するまでは、 私が子供の時間を生き、一緒に新たな人生の土台を精一杯作る手伝いをすることが、務めだと思っています。
もちろん、共働きやシングルペアレントは子供を育てる義務がないとは思っていません。私の友達にもそういう忙しい親いっぱいいます。
 
ただ、私の母がそうしたように、99%ママになれないのであれば、自分なりの美学をもち、自分の生き方は正しいのだと子供に見せつけ、親が自信に満ち溢れきらきら輝いて幸せなのだということを見せつけられれば、
私たち姉妹のように、どんなに親が忙しかろうが、99%ママじゃなくても、途中グレたりひねくれたり 反抗したりを乗り越えて、子供はいずれそんな親も理解し、尊敬するようになるもんです。

家族からもらった山一人旅で、 1%の自分を100%楽しむことができました。
 
帰ってきて、すぐに息子の学校へピックアップへいくと、息子はプレイグランドにいる私を見つけて飛び跳ねながら私の腕の中へと飛び込んできた。
「マミー!山 大きかった?!」と笑顔いっぱいで聞くその顔にキスをいっぱいいっぱいして、
「うんうん、すんごい大きかったー!」と教えてあげる。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

Sunday 9 August 2015

ただいまー。

久しぶりに与論島に帰りました。
マリアとマリアの息子と一緒に。
ナオミもいたらなあ、となんどもため息がついてしまいましたが
残念ながらナオミにとっては夏がお仕事のピーク。
ちなみにイタリアの田舎で彼と経営しているレストランは
超人気にスポットらしいですよ。
姉も一安心。

何年、何百年経っても変わらないところが与論の素晴らしさ。
海も同じ美しいエメラルドグリーン、砂はいつまでも真っ白。


庭の草花も次々とやってくる台風にやられてしまいながらも
めげずに再び生き生きとした美しい緑に戻っていきます。

どんな台風があっても母のお墓だけはいつもそのまま。
そこは特別なパワースポットなのでは、と密かに思っています。

今回、母には嬉しい報告もできました。
今年復刊した3冊の本の報告。
そして去年ヒットした「望郷」のお話。
(去年は行けず、今回はまとめての報告を!)
新しいカバーや素晴らしい解説に喜んでもらえたかしら?


お墓は小さな丘の上に。
ここからの海の眺めは最高です。

たくさんの人の手によって愛を込めて作られ彼女のお墓。
母が入院中に、自ら大好きな建築家のガウディーを
インスピレーションにデザインをしました。

琉球瓦、地元の石や
私が当時住んでいたベルギーで見つけた与論の海をイメージした
様々なブルーのタイルを使って
父や与論に住む、母の友人でもあったアーティストや
職人さん達が彼女が描いたイメージを元に建てたお墓です。

お墓の入り口にあるメモリアルストーンは
ナオミがイタリアのモザイク職人である友人に頼んで
大理石に真っ赤なバラのモザイクを埋め込んだものです。
日本に到着後、バラの横にサインを削ってもらいました。


たくさんの人たちの力や協力でできた
心のこもったハンドメードの彼女に捧げる思い出の場所です。
それもあって、なんだかほっとできる
ぬくもり溢れた場所でもあります。


与論での一つの楽しみは早起きをして家の庭から日の出を見ること。
ここは本当に最高な日の出スポット。


この時間はすでに暑いけれど、海からいい風がきて、
ついついぼーっと眺めてしまいます。

昼間の景色はこちら。


 父が庭先に地元の石を使って小さなテラスとバーベキューをつくり、
朝はここから日の出を、夕方は海を眺めながらジントニック、
そして夜は潮の音を聞きながらバーベキュー。

与論では食事はもちろん、いつも屋外。
マリアが作ってくれたゴーヤチャンプルーも特別に美味しかったですよ。
地元のゴーヤと島どうふ。
そして父が育てている鶏が産んだ卵を使っての最高な一品!



海を背に、反対を向けばそこは家。


この琉球瓦の平屋が森瑤子が愛した別荘です。
中央からすぐの左側の窓が彼女の書斎。
ここから海を眺めがら執筆をしていました。
ここから海の景色を見ながら、そして夜、信じられない数の星や天の川を眺めながら
「アイランド」のストーリーが生まれたのでしょう。

与論へ行くと地元の人達はかならず「おかえりなさい」と
出迎えてくれます。
初めて島を訪れる人でも、どんな人でも、みんな「お帰りなさい」と大歓迎。
そして島を離れる時は「いってらっしゃい」と。
そして私も、最後に言った言葉は「行ってきます」。
必ずまた帰るから。


Thursday 18 June 2015

夏休み

今日から息子の長い長い夏休みの始まり~~。

忙しい夏になりそうです^^;
 
 
すっかり梅雨入りした関東、毎日じめじめして、身体がだる~いです。
 
天気に左右されやすい性格なんです。テンション上げ上げに朝は頑張るんだけど、昼過ぎにはスイッチ切れてしまい、赤ちゃんのように眠くなる。
 
が、昼寝なんてしてる暇ないし、
 
一日を乗り越えるのがつらい時期です。
 
庭の小さな池咲いた蓮を眺めて暫し癒される。
 
 
先日の夜、この池になんと狸が入り、ひたひたと浸りながら、金魚を捕まえようと遊んでいました。
息子はかわいがっている金魚ちゃんたちを救うべく、ほうきを振り回して追い払おうとするも、狸は私をアホかという表情で見て池に浸り続ける。かなり度胸の座った子だ。
次に出た手が花火で追い払う。火をつけると、しばらくぼーっと花火を眺めてから、さてと、といった具合に狸は重い腰を池から上げ、のんびりと庭の外へ、出ていきました。
なんなんだ~~~!まったく人間をなめた、堂々としたそやつでした。
結局20匹あった金魚は、10匹ほどに減ってしまい、(食べてしまったの?)
息子は大怒り。
こうして横浜で、自然界の過酷さを学ぶのでした。
 
 
さてさて、話はがらりと変わりますが、
梅雨は読書かな、
母の小説シリーズ第二弾 が出ました。
読む度に胸がぎゅっと締め付けられる私の大好きな一冊。
ヘザーが、ただでさえ自分の仕事で忙しいのに頑張って企画し、ない時間の合間に原稿のプルーフリーディングも頑張り、私にあーでもないこーでもないとうるさく言われながら叶った母の小説の復刊。
うるさい妹で本当にごめんよ。
ママはきっとヘザーをだれよりも誇りに思ってるよ。
ありがとう。
 
そして第三弾も近日書店に!!
楽しみにしていてください♪
 

 


Thursday 28 May 2015

リストランテで。。。

今回初めて紹介したいリストランテANTICO PORTALE です。ここは、私と私の
彼ジュゼッペが2013年に初めましたリストランテです。
リストランテビジネスは全く知らない私、なれるまでけっこうたいへんでした。今まで私はいつもお客様だったので、これからお客様相手とサービスする方になり、こんなに大変だったんだと驚いてます。お客様に何があっても優しくする、
とか『お客は神様』って日本にいた時よく聞き、
イタリアでもそうじゃなければいけないと思っています。
しかし、イタリア人はわがまま。。。水が冷たすぎる。。ワイングラス
もっと大きいのに変えろ、暑い、寒い、この席変えてくれ。。。
私は "si...si..." (「はいはい」) ってやりますが、ジュセッペは、説得するのが
ものすごくうまいため、結局そのまま何もかえないでお客も満足している。。。
やっぱりイタリア人はおしゃべりがうまいから!!!


お客様にやさしくしたり、いいサービスをあたえるのがあたりまえですけど、
お客様とぺらぺら仲良く会話をしてるジュゼッペを見ると
私はイライラしてしまいます。
だって、私にはそんなに優しくおしゃべりしてくれないのに
なぜ他人にできるの?!って思って、ぷんぷんしながら仕事を
続ける日もあります。
そうです、私はジェラスなんです。特に女性のお客様だともっと
へらへら、ぺらぺらしてる彼がむかつくんですよね。
水商売ってこれね、と思い、「しょうがない、しょうがない。。。イタリア人だし」
って自分をかわいそがってます。

リストランテのメニューはかなり様々の物があります。うちでは、魚料理が一番人気ありますが、トスカーナにいるので、もちろんトスカーナ料理とピッザのメニューもあります。
毎週3回ぐらいフレッシュのペッシェを自分で選びたいためジュゼッペが
買い出しに行きます。




海の幸のスパゲッティアッロスコリオ(spaghetti allo scoglio)
トマトを使わないで白ワイン、ニンニクとイタリアンパセリで炒めたエビ、ムール貝、アサリ、イカとスカンピです。そしてもちろん、パスタはアルデンテです。



トスカーナのビステッカフィオレンティーナ。グリルで焼いたキャニーナ牛。ステーキのあつさは4センチから10センチ、やく1kgから2,5kgぐらいの大物です。人の好みによって大きさのオーダーができます。



イタリア人は、海まで行く機会があまりないため、魚料理の方を選ぶ方が多いですね。夏の間はツーリストが多いため、外国人はやっぱりトスカーナ料理か
ピッザの方が好きみたいです。

ピッザヨーロのガブリエル。今回は10歳になったお客様のお誕生日のためにハート形のピッザを作ったあげました。


ピッザはうすいため、食べ終わっても重くなく、満足できるあつさです。でも、イタリアに来てからやっと20年後、一人でピッザ一枚食べれる用になりました。
それも、食いしん坊の私だからピッザの前に antipasto が食べたいからかも。
今は、いくらほかの物が美味しそうでも、がまんしてピッザとビール一杯です。
イタリア人の人たちはすごい食欲で、ピッザの前にパスタ食べたり、ピッザの後に
お肉料理食べる人もいます。




シシリアからのコックさんアントニオ。
シシリアですので、海の幸料理がお得意。
もちろんお肉が大好きなので、お肉料理もグッド。


私はほとんどカスタマーサービスとかカウンターのうしろですが、
やっぱりキッチンで働くのが一番好きです。
だが、キッチンにいると全部味見してみたいから、
この2ヶ月2キロ以上太ってしまいました。
このまま夏に入ってもっと太ったらいけないので、
キッチンに行かない様にしています。

フィレンツェにいくと(約一ヶ月に一回)、私は必ず中華料理を食べにいきますが、
毎日 ITALIANO 見て、臭って、食べてると中華とか、
アジアのお料理がスペシャルに見えて、
本当に安い中華でもグルメに見えてしまいます。

いくらイタリアンが美味しくっても、やっぱり日本の味にはどこも勝てないと思います。今だにチキンラーメンを口にするすると ホッ。。。
て、なつかし涙が目にたまります。


BY NAOMI







Saturday 9 May 2015

いろいろ振り返って

半年ぶりに京都へ行ってきました。
秋の京都も美しかったですが春もまた、お天気が良くて素晴らしかったです。


母も京都が大好きでした。
昔のアルバムを見ると度々、京都の写真が出てきます。
私も高校時代、一度だけ母と訪れたことが。
真夏だったような。
鴨川沿いのお座敷でご飯を食べたことは覚えているものの、
それ以外は残念ながら記憶に残っていません。
やっぱりまだ京都の良さを味わうのには若すぎたのかしら。

大人になってから一緒に訪れたかった場所の一つです。

そんな気持ちで時々京都へ遊びに行っています。


人混みが好きではない私は、裏道を探索するのが趣味のひとつ。
京都は特にそれにはぴったりな場所です。

私が大好きな街とは、日本の京都とイタリアのフィレンツェ。
20年、初めてナオミのところへ遊びに行った時にフィレンツェに一目惚れしました。

よく考えると京都とフィレンツェって、似ているところがたくさんありますね。
盆地に位置していること、深い歴史のある街であること、
そしてどちらも食べ物が美味しいし、文化と芸術の街でもある。
どちらでも裏道でのショッピングも楽しるし。

こういった街が私の「タイプ」なのかもしれません。

京都料理も美味しいけれど、
今回は京都で食べたトスカーナ料理に感激しました。


牛肉のタリアータ。
イタリアで食べたのと同じぐらい、美味しかったです。
紹介しちゃいましょう。
お店の名前はOsteria il Canto del Maggio。
だいぶ前の「Hanako」の京都特集での紹介を見て行ってきました。

やっぱり二つの街にはいろいろな意味で結ばれているようです。

❤️

話は変わりますが、今年の5月、6日、7日と3ヶ月続けて
母の3作品が復刊することになりました。


その第一弾が「ハンサムガールズ」。
覚えていますか? ハンサムガールだった頃を。

20代の自分を振り返ってみました。
果たして自分はハンサムガールだったのでしょうか。
今思うと、子供っぽいことが多かったのでは。
でも20代後半、30に近づく頃にはちょっぴりハンサムな時期もあったかも。
やっと自立して、好きなことをやりながら自分を持つようになった頃。
なぜそう思えるかというと、今でもあの頃の自分が好きだから。
ちょっと背伸びしていたのかもしれないけれど、
それがまだ「ウーマン」ではなく、「ガール」であった証拠かもしれません。

母がよく口にしていた「ハンサムウーマン」と、
ハンサムガールの境はいつ頃なのでしょうね。
いつ、どのような状況で「ガール」を卒業して「ウーマン」になるのか、
そんなことを考えたりも。

残念ながら私が初めて「ハンサムガールズ」を読んだのは40代に入ってから。
20代のとき、まだこれからガールズからウーマンへと成長していく前に
読んでおきたかったなあ、なんて今になって思います。
でもこれから、さらに大人の女性としての生き方の良いヒントになったような...

藤原紀香さんの素晴らしい解説から学べることもたくさんあります。

6月と7月にも新たな復刊がありますので
ぜひ楽しみにしていてください。


by Heather

Sunday 26 April 2015

新たなる場所

10年以上住んでいた葉山を引っ越ししました。
 
引っ越しって、疲れますね~。
家の中から嘘みたいに使わないゴミが出てきました。二十年
以上開けずの箱なども、
それらをいちいち開けて中を確かめてみると、出てくる出てくる、懐かしいものがいっぱい。
母の形見や、写真や、手紙や、
それらをいちいち読んだり見たりするから、引っ越し作業もなかなか進まない。
 
 
母の形見たち、帽子やアクセサリーや書斎で使っていた写真立てなど、
いろいろな物が出てきました。
 
高校生だった私に書いた母からのお叱りの手紙。
よく友達と夜中遊びに抜け出していたな~。
この時は、彼氏と彼氏の友達と丹沢へキャンプしに行ったっけな(笑)
 
本当にたくさんの懐かしい写真がダンボールに詰まっていて、
整理するのに半日かかりました!
 
私が二十代の頃に書いた500ページ以上にも及ぶ小説も発見。
祖父しか読んでいない小説。今は亡きおじいちゃんが赤ペンで私の文章や間違いなどを直してくれている。懐かしい宝物。今はこれを読み直す体力ないので、いつか、また心に余裕がある時、読み直してみたい。
 
大好きな大好きな葉山、
海も山もあり、子育てには最高な環境。
素晴らしい仲間もできて、みんなみんな私の一生の宝物。
そんな仲間が、最後に私のためにパーティーをしてくれた。
トリコロールをテーマにした女子会♪
料理上手な葉山女子の美味しい料理と、笑いと涙の会となりました。
 
引っ越しの日と同じ日に元同僚の子が双子を出産して、
親友が45歳の誕生日ということもあり、
めでたいめでたい会になりました。
ケーキが「葉山」で、穴は「マリアがいないと葉山に穴が空く」という意味だそう。
こんなかわいいケーキ、涙を堪えるのに必死でした。
 
引っ越し先は息子の学校に近い場所、
まだだれも知らないけど、親戚も近いし、これから学校の友達と頻繁に遊ぶようになると思って、決断しました。
新しい街もとても環境がよくて、なんとかやっていけそう!
いつか近い将来、また必ず葉山へ戻ります!
その日まで、新たな出発、新たな生活楽しむぞ!