へザー・マリア・ナオミ

へザー・マリア・ナオミ

Sunday 23 November 2014

Picnics

よく家族でピクニックをしました。

ビーチで、山で、川で、
母にとっては仕事の合間のちょっとした息抜きにもなったのでしょう、
サンドウィッチやおにぎりの詰まったバスケットを持って、to the beach.
友人たちや、私たちの学校の友達が週末過ごした三崎の別荘へ遊びに来るときも、
必ずといっていいほど下のビーチでピクニック。
お誕生日会も海辺でやることがありました。
同じ三崎で週末を過ごした幼なじみと集まり、
大人たちはワインを飲みながらチーズをつまみ 太陽の下でのんびりと語らいながら、
遊ぶ子供たちを眺めていた。
 
ピクニックは習慣でした。
今でもその習慣は続いています。
年に一度のお正月に、当時三崎で遊んでいた幼なじみと、三崎でピクニックします。
先日ヘザーが書いた母の親友だったsacoの娘たち二人と、
思い出いっぱいの三崎での時間。


 
フランスから帰国し、今は日本で仕事するアンヌとジェニー、
私たち三姉妹と二人は幼い頃週末は毎週のように一緒に過ごし、
夏休みはともに軽井沢で過ごし、
姉妹のように仲良しだった。
あの頃の思い出を大切に、そう思って今も行う三崎ピクニック。
マミーとSacoのように、
今では私たちが我が子がその同じ海辺で遊ぶ姿を眺めながらワインを飲み語り合う。

これから先、何年も続けていきたい行事です。
 
 

息子のお誕生日、今年もピクニックスタイルにしました。
日曜日は天気もよく、ピクニック日和♪


息子の初恋の子も駆けつけてくれ、ちょ~~~ハッピーなお誕生日会になりました。
ラブレターを頂き、その晩息子は私に「結婚したい」なんぞと告白。
ドキドキしちゃいました。
大好きな叔母に作っていただいたbirthday cakeはスターウォーズのトルーパー。
 
思い出たくさんできた、バースデーピクニックとなりました❤

 


Tuesday 11 November 2014

サコとベベ

「情事」を開くと最初に、Pour Saco et Bebe と当時最も仲良く、
彼女が「情事」を書くのにサポートをしてくださった
二人の友人へのささげの言葉がフランス語で書いてあります。


サコ、そしてべべ。
私の子供時代、存在感が大きかった母の二人の親友。

お互い、たぶん会ったことがないながら、
「情事」を通して、そして母を通して二人つながっています。

時には「情事」のなかのどこかでモデルになったり、相談相手になったり、
母が初めての小説を書いていた時にサポートをしてくださった二人です。

べべは大学時代からの仲良しグループのメンバーの一人。
アーティストやミュージシャン、詩人など、かなりアヴォンギャルドな
仲間達でみんな、べべとか、ムッシュとか、ファンファンとか不思議な
呼び方を持っていました。
母の呼び名は「マコ」。
マサヨが何故マコになったのかなんとなく分かるような、
分からないような気がするのですが、
きっとローマ字ではMako ではなく、
キザにフランス語風にMacoと書いたのでしょうね。

当時のアルバムに描いたその仲間達のイラストです。


サコは私が子供の頃に出逢った友人。
サコの当時のダンナ様はアメリカ人で私達の父と仲が良く、
二人の娘を含めて家族ぐるみのお付き合いでした。

週末は三崎で一緒、夏は軽井沢で一緒といった、
年中仲良くおつきあいをさせていただいた一家。
同じように国際結婚、そしてハーフの娘たちを持ち、
大学でフランス文学を学び、そんな関係のお仕事をされていたサコとは
母とはとても気が合う友人でした。

サコとベベ、いちばん印象的だったのが、
二人ともとてもオシャレでかっこいい女性達だったこと。
サコはフランス語がぺらぺらでファッションもまさにパリジェンヌ。
べべはファッション関係のお仕事をされていたぐらい素敵な女性。

そんな二人のセンスに母も憧れがあったのか、よく真似をしていました。
トレードマークのひとつにもなった頭のターバンや
大きなアクセサリーの付け方もサコから学び、
それを自分流に工夫するようになりました。

やがてベベはアメリカへ移り、サコはパリへ。
もし母も今生きていたらきっと彼女も
今頃は少なくても一年の半分は海外で暮らしていたのでしょう。
(残り半分は、与論でしょうかね?)

サコの娘たちとは今でも仲がよく、家族ぐるみで遊んでいます。
そしてこの数年間、パリでデザイン関係のお仕事をされているサコの
日本でのお仕事を時々お手伝いさせていただいています。

実はちょうど今週、サコの紹介で知り合ったフランス人の
テキスタイルデザイナーと会っていて
サコの話になり、「情事」が彼女に捧げられたことを
思い出したのです。

ちなみに、母の3作目の「嫉妬」をお持ちでしたら
ぜひ最初をご覧になってみてください。  
「母に。そしてわたしの娘 Heatherに」と書いてあります。

何故、「嫉妬」が私と祖母に捧げられたのか、聞いてみたかったです。


母のかっこいいお友達自慢でした。
by Heather

Tuesday 4 November 2014

Sharing the Moment

Happy Birthday Mama.
 
誕生日の今日の夕陽、格別だった。
 
 
 
 
生きてたら74才、
どんな作品を書いてたかな~...
読みたいなー。
 
夕日を見ながらそんなことを思った。
 
息をのむほどの美しい風景。
天国から、なにか語りかけてるような、気がした。
 
we miss you, we love you mama.
 
Love,
Heather, Maria, Naomi
 


Saturday 1 November 2014

思い出作り

息子と二人で、
秋の思い出作りをしてきました。
 
インターナショナルスクールへ通う息子は一週間の秋休み、
ということで、秋の長野へ。
 
まずは、昔家族で過ごした軽井沢。
紅葉はピークでした。
この季節の軽井沢が一番好き。
二日目に木枯しが吹き、息子と落ち葉をキャッチ。
さくらの花びらと違って、落ちてくるのが早いのでなかなか葉っぱをキャッチできない!
でも楽しい秋の遊びの一つ。
 
家族で過ごした家などへ散歩したり、昔テニスしたテニスコートで懐かしい顔に会いにいったり、
小さい頃食べた団子や、ソフトクリーム、味は変わらない。
軽井沢へいくと、母のことを思い出す。
母は自転車が乗れなくて、大きな大人ようの三輪車でばっちりキメて、テニスコートへくる姿、
よくヘザーとナオミと「恥ずかしい..」「ダサイ」とくすくす笑って苛めてた。
あまり私たちに笑われるので、翌年には車の免許を取り
真っ白いモーガンのオープンカーで
ふふんと言わんばかりの様子で テニスコートの前に乗り付けたりしちゃって、
でも運転が下手でエンストなんかしちゃうから、さらに笑われ、
 
やることが大胆だったなー、
そんなことを思い出す。
 
北軽井沢浅間牧場。
最高の眺めを見ることができた。


私も、そこへ行けばマミーを思い出す、そんなところを息子に残したい。
 
軽井沢になるのかな、
 
葉山になるのかな。
 
息子が大人になってそこへいき、私を思い出し、くすくすと一人で笑えたら、
幸せ。
 
 

 
 
息子と一週間の長野、
山を登ったり、ボートを漕いだり、アスレチックへ行ったり、温泉入ったり、さまざまな博物館へもいき、
充実した良い時間を過ごすことができました。