へザー・マリア・ナオミ

へザー・マリア・ナオミ

Tuesday 20 October 2015

My Happiness

秋になってしまいました。
お久しぶりです。

今週は、夫から二か月早いクリスマスプレゼントを頂きました。
夏からずっと「一人旅をしたい。三日間でいいので、時間をちょうだい」と頼んでいたのですが、
なかなか三日間フルで息子を預け家を出ることができず、秋となってしまい、
先月、「クリスマスプレゼントいらないから、お願い、冬になる前に、一人の時間をプレゼントして~」
と頭を下げ、ようやく叶った一人旅。

ずっとずっと一人でのんびり行きたかった山へ、行ってきました。

横浜から車で3時間ほど、憧れの八ヶ岳へ!
二泊三日の登山の旅~♪

桜平の登山口に着くと、山は紅葉真っ盛り。



空気もひんやりと冷たく、三連休のあとからか、登山客もほとんどいない。

15kgほどのリュックを背負い、いざ山へ。

一人登山はニュージーランド以来二年ぶり。わくわくして笑顔が止まりませんでした。

一日目は天狗岳へ、
標高が高くなっていくにつれ、紅葉が薄くなっていく。

最初の目標天狗岳到着。

この日は雲が多くあまり遠くの景色は見えなかったけれど、満足。
夜は山小屋に泊まり、たくさんの山見知らぬ山好きと会話をして、ぐっすり眠った。

二日目、朝日とともに起きていざ出発。
この日は硫黄岳⇒横岳⇒赤岳と登り、行者小屋という山荘がゴール。

私のエネルギー補給。お団子の向こうに見えるのが赤岳。

 
 
はるか遠くの富士山がくっきりと見え、しばらく息をのむ。
快晴の中、素晴らしい登山を経験することができました。
 
山荘について、自分が歩いた山を見上げてみて、さらに感動。
登ったり下ったりの連続のタフな山道だったけれど、
一歩一歩が 目指す自分へむかう一歩だと思い、ゆっくりだけれど、確実に進んでいき、
山荘に戻ったときの達成感ったらない。
昨日の自分よりも、今日の自分を好きになる、そんな気持ちでした。
 
三日目は再び硫黄岳へ登り、桜平へ下山。
 
三日間の本当に素晴らしい一人旅。
 
自分を試す一人旅、
自分をもうちょっとだけ誇れるための 一人旅、
自分と向き合う 一人旅。
山と一対一になれた 一人旅。
命を感じた 一人旅。
また一つ心も体も強くなった 一人旅。
 
夫と息子からの一生の宝となる最高のクリスマスプレゼントとなりました~^^
 
この旅ですっかりリフレッシュ、リチャージできて、
しばらくは99%家族、1%自分 という私が理想とする 「専業主婦」のあるべき姿に戻れます。
 
99%家族、1%自分、というのは、あくまでも私の美学。
仕事人間だった母とは真逆だけれど、子供を産んだ限りは、そう生きていく、と息子を生んだ時に自分に誓った。
 
息子が私の人生を生き、私の時間に合わせるのではなく、
できる限り 子が自立するまでは、 私が子供の時間を生き、一緒に新たな人生の土台を精一杯作る手伝いをすることが、務めだと思っています。
もちろん、共働きやシングルペアレントは子供を育てる義務がないとは思っていません。私の友達にもそういう忙しい親いっぱいいます。
 
ただ、私の母がそうしたように、99%ママになれないのであれば、自分なりの美学をもち、自分の生き方は正しいのだと子供に見せつけ、親が自信に満ち溢れきらきら輝いて幸せなのだということを見せつけられれば、
私たち姉妹のように、どんなに親が忙しかろうが、99%ママじゃなくても、途中グレたりひねくれたり 反抗したりを乗り越えて、子供はいずれそんな親も理解し、尊敬するようになるもんです。

家族からもらった山一人旅で、 1%の自分を100%楽しむことができました。
 
帰ってきて、すぐに息子の学校へピックアップへいくと、息子はプレイグランドにいる私を見つけて飛び跳ねながら私の腕の中へと飛び込んできた。
「マミー!山 大きかった?!」と笑顔いっぱいで聞くその顔にキスをいっぱいいっぱいして、
「うんうん、すんごい大きかったー!」と教えてあげる。