へザー・マリア・ナオミ

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Monday 1 December 2014

なつかしのbirthday parties

マリアが息子のバースデーパーティーの風景をアップしたのをきっかけに
久しぶりに子供の頃のアルバムを見ながら想い出に浸ってしまいました。

私の小さい頃のパーティーの写真。
毎年、三崎の別荘でお祝いしてもらっていた誕生日。
両親もかなり気合いを入れて素敵な想い出になるような
バースデーパーティーをしてくれていました。


一才の誕生日。
もちろん覚えていません。
でも写真を見ると、なんとなく自分がその場にいたことを
心のどこかで感じるような... 
(それにしても、父が若い!!!当たり前ですよね。まだ27才ですもの。)

両親からのプレゼントはロンドンバス。
やっぱりそうですよね。


当時、周りの別荘は全て外国人が所有していて
みんなで家族ぐるみでのお付き合いをしていました。
イギリス人、カナダ人、オランダ人、ドイツ人、
アメリカ人、フランス人、スイス人の家族達。
まだ駐在員も豊かな暮らしができる時代でした。

年齢は様々。お姉ちゃん達に連れられ、子供たちは海辺で遊び、
お母さん達はそれぞれの国のレシピや子育て情報を交換したりしながらおしゃべりを。
夕方になると家の前の広場でお父さん達が集まってサッカーをしていたような、
のんびりした平和な日々でした。

そして華やかなバースデーパーティー。
隣の別荘のペギーおばさんがいつもケーキ担当でした。


3才の時のケーキは当時大好きだったハンプティーダンプティーといった
イギリスの童謡の、手足のついた卵のキャラクター。

いつもハンプティーダンプティーのぬいぐるみを持ち歩いていたからでしょう。
ハンプティーがいないと夜は眠れず、
ハンプティーが私の全てでした。

歌もよく歌っていました。

Humpty Dumpty sat on a wall
Humpty Dumpty had a great fall
All the kings horses, all the kings men,
couldn't put Humpty together again.

「ハンプティーダンプティーは塀の上に座り、
ハンプティーダンプティーは并から落ち、
王様の馬も家来がみんなそろっても
ハンプティーを元通りに戻せなかった」

かなり悲劇的な童謡。
でも私の中では王様の馬や家来達に助けられなくても、
ハンプティーは自分の力で元に戻れていました。
だって、腕の中にいたのですから。


そして4才の時あラゲディーアンのケーキ。
この頃はラゲディーアンの絵本が大好きの頃。

ペギーさんのケーキは周囲でも有名でした。

子供たちがケーキやプレゼントの新しいおもちゃに夢中になっているその間、
テラスではまた別のパーティーが。
お父さん達がビールを片手に、大きな声で笑ったり、大騒ぎ。
そんなお父さん達の笑い声も何故かお誕生日会を思い出すと聞こえてくるのです。

子供のお誕生日でも大人も楽しめるパーティーが素敵でした。
子供は子供で、お姉ちゃんやお兄ちゃん達にリードされて遊び、
大人はお姉ちゃん達に任せて自分たちも楽しめるような環境。
昔ながらの近所付き合いの良いところでした。

マリアが今、息子のために素敵なパーティーをしてあげているのもきっと
彼が大きくなったら思い出して微笑み、
お母さんに感謝することでしょう。
そうなって欲しいです。

by Heather



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