へザー・マリア・ナオミ

へザー・マリア・ナオミ

Thursday 26 February 2015

これからのこと

最近 息子の幼稚園の行事やお手伝いなどで、忙しくなってきた。
やはり、お母さんが仕事をする家庭が最近増えてきたからか、そうでないお母さんが学校での行事のお手伝いにかり出され、私のクラスのお母さんたちはとくに働くママが多いのか、
お手伝いとなると、必ず私に声がかかる。
世の中うまくできているのねー。
 
それで、断る理由などないので、毎回参加。
今週は三日も幼稚園ですごした。
フィールドトリップに同行したり、
事業のアシスタント的お手伝い(アルファベットの読み書きの手助けなど)、
学校内で行っている地域や団体へのチャリティー活動のお手伝いなど、
なんだかとっても忙しい学校で(笑)
なかなかアクセサリー作りや趣味の山へトレーニングにいけず。
 
でも、きっとこれもすべて今しかできないことなのだと、自分を慰めている。
 
先日、ママ友と飲みにいった時に、そのママ友はこんなことを言ってた、
「子供たちが10年後私の手から離れた時に、私は何をすればいいのか、わからない。
何か、したいことも、何もない。子供たちが大人になったときに、自分の母親はこんな素晴らしいことをしていた、て自慢できるものが、何一つない」
と。
彼女は、とても裕福な環境に生きていて、すばらしくかわいい女の子3人の母親、
夫は医者で結婚10年以上たっているが、彼女にとことん惚れ込んでいる。
そんな悩みを持つ彼女に、夫は「お金出すから何か事業を始めればいい」と なんともうらやましい提案をした。
しかし、いざ じゃあ何を、と考えた時に、何も思いつかない、なにかしたいという頭はあるんだが、いざそれをする気力と体力がない、という。
 
なんとなく、わかるような気がした。
私も、6才になる息子にすべての時間を吸い取られ、エネルギーまで吸い取られている気が特に最近することが多く、自分のやりたいことが 体力が残っていないために
できなくなっていることが多い。
 
昔 母がよく専業主婦をバカにしたみたいな言い方をしてたなー。
世間のパラサイトだ、と言い切った人もいましたね。
 
私は母になんどとなく「女も何か手に職を持っていなければダメ」くらいのことを言われた。
ふと、一人になってしまった時に、仕事を持っていれば、それはあなたを救ってくれる、と。
 
ママ友の話を聞いて、そんなことを思い出した。
 
私は、家庭と仕事の両立のできない不器用な人間だから、仕事を諦め、家庭にすべてをささげている人間。育児にすべてを捧げている。それをしたからといって、自分が情けないと思ったり、弱いと思ったことはない。育児も立派な仕事であり、大変な仕事なのだとやっていてわかった。
一生懸命やって、自分を少しでも誇れたら、時々自分にご褒美をしてやる。
そうやって主婦業を楽しんでいる。
 
たかが専業主婦、されど専業主婦。
充実させようと思えば、十分に充実できるし、つまらなくしようと思えばいくらでもつまらなくできる。
 
けれど、自分を100%専業主婦として今を生きると決めたからには、それをちゃんと手を抜かずにやらなければダメと思う。それすらできなかったら、女失格だ。
 
私のママ友の悩みは、すごくよくわかる。
私もよく、自分にはもっと何かができるのではないか、とふと思って脱線しそうになることがある。
でも、違うの。
彼女が一番間違っているのは、三人まだ小さい娘たちと、医者の妻であることが、どれだけ立派な勤めか、ということ。
朝5時に起き、三人のお弁当を作り、長女を小学校のバスまで見送ったら、
下の二人を幼稚園に連れていき、
幼稚園が終われば受験のお勉強だの習い事だの、それはそれは徹底してやっていて、
三人いるからといってまったく手を抜かず、ピアノだのテニスだのと、子供たちに与えられることは与え、一生懸命 母親をやっている。
そのことは、きっと三人の娘たちは大人になってから、誇りに思うのではないだろうか。
とくに女の子は、そんな母を見て育つわけだから、きっと感謝の気持ちを持った素敵な女性たちに育つのではないかと思うのね。
 
子供たちに将来どう思われるか と想像し悩みながら今を過ごしていたら、今やっているすべてのことを悲観視してしまい、否定しているようなもの。
子供を立派な大人に、幸せをつかめる大人に育ててやることは、本当にやりがいのある仕事なのだから誇りに思え、think positive! と彼女に言った。
言うまでもなく、一晩中 瀬戸内寂聴 と呼ばれましたよ、私。
 
私の母みたいに、いくらバリバリのキャリアウーマンで成功したからといって、子供たちがみんな同じように才能を発揮できるとは限らないし、
逆にその反動で私みたいに 仕事なんてしてやるものか、わしゃ家庭にすべてを捧げるんじゃい!
と意地を張ってしまうケースだってある(笑)
 
でもね、正直ね、考えますよ、私だって自分の将来のこと。
息子が家を出た時のこと、
考えると、不安になる。
その時、私はいったい何をすればよいのか、と。
 
そういう時期なのかもね、40代って。
大人の女として一番楽しい時でもあるけれど、
今までなかったはずのシワが目じりにくっきりと表れてしまっていることにある朝発見したり、
白髪が急に増えたり、階段上るだけで心臓バクバクしちゃったり、前みたいにドカ食いできなくなったり、
女としての衰えを少しずつだけど、確実に感じはじめていて、
 
私も、私の周りのママ友や同級生たちも、
会えばそんな話しばかりになってきて。
ああ やだやだ。
 
でもね、瀬戸内寂聴 みたくまたなっちゃうけどー、
言わせてもらうよ、
今の自分があるのは、今までの自分が選び選択した道の結果。
その道が間違いだったと少しでも後悔あるのであれば、今すぐに make a change.
でも、今、自分の人生に不満はないのに、、なんか違うなー、と物足りなさを感じてる程度のことだったら、
それは他人のfacebookの見すぎで ないものネダリなだけ。
自分が今歩んでいる道をさらに極めなさいな。
 
なんだか、結局 自分に話しかけてるみたいな感じになっちゃった。
 
今日やっとできた自分時間、
朝は友人のわんちゃんを山へ連れていき、
一緒に走って、
 
のんびり朝食をとり、
 
ブログも書けた♪
 
自分への励ましのブログみたいなことになってしまい、すみませんでした ^^;
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 


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